遠く離れた奈良の娘の家に行くたびに孫の散髪をして帰ります。

孫は3歳保育園児と6歳小学校入学前の男の子。核家族で娘も婿もお仕事が忙しくて、手伝いが必要な家族です。
なぜ私が散髪を担当するのかその理由は散髪屋さんでカットするのを怖がるからです。
お家でのカットは切り落された髪の毛との戦いです。

最近までキッチンのフローリングに敷物を敷いて椅子に座らせてカットをしていました。
カット自体はなんていうことはなく容易なのですが、難しいのは床に落ちる髪の毛の後片付けなのです。
細かく小さく切られた髪の毛の一本一本を完全に拾い集めて集めて捨てる作業は大変困難です。

目に見えるか見えない髪をすべて見つけて拾う作業は、私の顔に現れてきています。
鬼のように真剣なまなざしをする作業。孫たちは散髪から解放されてはしゃぎまわる部屋の中での戦いが今始まるのです。
孫たちがせっかく喜んでいる散髪のスタイルを一緒に味わう暇もなく一心に拾うのです。

仕上げは掃除機ですが、排出口の風にさえも残った髪の毛が飛んでいないか気を使います。
やっとの思いで、掃除機の仕上げが終わった段階でやっと私は胸をなでおろし怖い形相から解放されて
穏やかなこころと優しいいつものばあちゃんに戻るのです。

最近はベランダで散髪をさせてくれるようになったので、掃除に関して気が楽になりました。
いっそ表の玄関の駐車場で散髪しようかと考えてはみますが、まだ実行に移せてはいません。
以上散髪にまつわるお話をさせていただきました。ミュゼ トラブル